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乾燥肌や肌荒れの原因に洗浄剤!?リンパマッサージサロンがオススメする洗浄剤

乾燥肌とは皮膚の水分と油分のバランスが悪いことで起こります。

体質や季節なものだから改善は難しいと諦めていませんか?

お風呂上りに身体が痒くなったり洗顔後に突っ張るような感覚があったり、季節によって頭皮からフケが出たりお肌の皮が剥けたり、スキンケアでヒリヒリ熱感を感じたり…

秋冬時期は空気乾燥と気温低下、そして体が冷えて血行不良などで乾燥を感じる方が多くいらっしゃると思います。

乾燥肌にはもちろん「保湿」も大事です。

しかし化粧水や美容液、クリーム等もその成分によって機能が異なってきます。

そして、乾燥を引き起こす何よりもの原因、

実は日々使用している「洗浄剤」にあるのです。

今回は、お肌の仕組みや乾燥を防ぐための対策についてお話します。

『お肌の構造と角質層』について

肌は表皮・真皮・皮下組織と大きく3つの層から成り立っています。
その中でもお肌の乾燥に大きく関係するのが、一番表面にある表皮です。
表皮は空気や外界に触れる部分。
この表皮はわずか0.2mmの厚さしかありませんが、外的な刺激から体を守る役割を果たしています。
この表皮はさらに細かく外側から順番に4つの層にわかれています。
①角質層②顆粒層③有棘層④基底層

肌の美しさを決めると言われる表皮について、うるおいがある肌・ツヤのある肌・すべすべの肌などトラブルのない健康的なお肌はこの角質層が理想的な状態で保たれていると言えます。
※化粧品がその機能で働きかけることが出来るのはこの「角質層まで」となっております。

肌のトラブルと乾燥肌の関係

表皮の中の角質層のバランスが崩れ水分量が失われ皮脂分泌が失われると、カサカサの乾燥肌になったり、ザラつき、シミ・シワ・たるみの原因にも繋がってしまいます。

角質層は0.02mmと食品用ラップほどしかない非常に薄い角層ではありますが、紫外線や細菌などの防衛、そして物理的損傷など様々な外的因子からお肌を守り水分の蒸発を予防して肌の水分を保っています。
この角質層こそが、お肌のトラブルや乾燥肌と大きく関係しているのです。

保湿は角質層にセラミド、基底層にはレシチンを!

角質層の潤いの80%以上は、角質層の中にある「細胞間脂質」が担っていると言われています。
細胞間脂質は皮膚のバリア機能において非常に重要な役割を果たしており、とりわけ半分を占めるセラミドは重要な成分です。
セラミドは肌のバリア機能を守っています。
イメージは、ブロックとブロックを繋ぎ止めているセメントの部分が、お肌においてはセラミドなのです。

ただ残念ながらセラミドは年を重ねるごとに減少し、50代では20代の頃の半分にまで減ってしまいます。年齢と共にお肌の艶が失われ、乾燥によるシワやたるみが増えて来るのは、セラミドの減少が要因ですので、セラミドは加齢に比例してたっぷりと補いたい成分です。
セラミド不足の肌は、水分を繋ぎ止めることが出来ずにお肌が乾燥し、肌のバリア機能が上手く作用せず、乾燥肌だけでなく痒みや赤み、ブツブツなど肌トラブルに発展してしまうのです。
「セラミド」は角質層中の細胞間脂質の半分を占め、肌のバリア機能を保持し、潤いに満ちた健やかなお肌を保つのに非常に大切な成分なのです!

このセラミドと同じような働きをする成分に『レシチン(リン脂質)』です!

レシチンは皮膚の浸透性が高く、水分や保湿成分を角質層より内部に運搬でき、皮膚の内部から長時間持続する保湿効果があります。
表皮細胞の脂質の組成は、細胞が体の表面へ移動し分化するときにかなり変化します。
角質層の湿いを保持する重要な細胞間脂質はセラミドですが、セラミドはスフィンゴ脂質という脂質で、基底層ではリン脂質(レシチン)を主成分とする脂質組成となっています。角質層ではセラミドが半分以上の割合でしたが、もっと奥の基底層では「リン脂質(レシチン)」が大半を占めています。

基底層から顆粒層、角質層と細胞が体の表面へと移行するにつれ、スフィンゴ脂質(セラミド)を最も多く含む組成へと変化します。基底層は表皮を構成する細胞の90%以上を占めるケラチノサイトと呼ばれる角化細胞を作り出す、いわば細胞生産工場のような役割をしています。

潤いのある水々しいお肌を維持するためには、角質層にはセラミドを!基底層にはレシチンを!補給する必要があるのです。

乾燥肌に危険な「硫酸系」と「アミノ酸系」洗浄剤

乾燥肌や肌荒れの一番の大敵は、何よりも日々の生活のあらゆる所で使用している洗う物=「洗浄剤」なのです。

例えば… コップに水を入れ1週間程放置すると水は蒸発してその量が減少します。しかし水の上に油を垂らしておくと油が蓋となって水分の蒸発を防ぐため水の量は減りません。

角質層のセラミドはちょうどこの水の蒸発を守る「油の役割」を果たしているのと同じですが、これを皮膚に置き換えてみると、市販で販売されている多くの洗浄剤に含まれるある刺激の強い成分は、角質層から「油の役割」=「セラミド」を奪い取ってしまい、乾燥や肌荒れを引き起こしてしまうのです。

その成分が 界面活性剤 ですが、中でも

・硫酸系洗浄剤
・アミノ酸系洗浄剤

これらのいずれかの洗浄剤で肌を洗うことで角質層のセラミドが失われ、バリア機能が破壊されてしまいます。

「角質層からセラミドが奪われ肌の水分が蒸発」
    ↓
「皮膚のバリア機能が壊れる」
    ↓
「水分と脂質バランスが崩れ乾燥肌を引き起こす」
「細菌やアレルゲンも侵入しアレルギーの原因にも」
「紫外線が角質層の奥に届き、シミやシワの原因にも」

このように硫酸系/アミノ酸系界面活性剤での洗浄は、お肌にとって一番悪い事が次々と連鎖発生してしまいます…

シャンプーや、ボディシャンプーの成分で気を付けること

「シャンプーやボディシャンプーは水で洗い流すのだから肌に影響など何も無い」とお考えの方も多い事かと思います。
しかし、市販のシャンプーやボディシャンプーに頻繁に使われている洗浄成分である界面活性剤は実際には肌にとって強い刺激があり、残留性も高い「硫酸系界面活性剤」と「アミノ酸系界面活性剤」が使われているからです。実はそのどちらも角質層を傷つけてしまいます。
これら界面活性剤の働きは、水分を囲っている油分をごそっと浸透吸着し、その油分は水でそそぐ事でその油分を流します。

硫酸系シャンプーは泡立ちがとても良く、洗浄力もある(=脱脂力が高い)ことから比較的価格帯が高いシャンプーに良く含まれており、成分名では

ラウリル硫酸Na
ラウレス硫酸Na

このように記載されている事が多いです。
泡立ちが良いから、洗った後さっぱりするから、香りが良いからと使用を続けると、実はお肌にとっては悲観的な状態を招くことになり、また、その洗浄力の高さ故にすっぽりと空いた毛穴の中から毒を経皮接種し、免疫力低下を招いているのと同じことなのです….。



もう一つの「アミノ酸洗浄剤」はどうでしょうか?

「アミノ酸」は人体を構成する成分の一つで、頭皮や肌に対して優しいというイメージが強いですが、皮膚に含まれるアミノ酸と同じアミノ酸を使用しているがために、肌や頭皮に吸着しやすい危険性があります。

そして「アミノ酸系」の中でも

グルタミン酸系
アラニン系
グリシン系

この3つは、実は「硫酸系洗浄剤」よりもさらに強い刺激性を持っているのです。

アミノ酸系洗浄剤は泡立ちが悪く洗浄効果が低いという問題点があり、それをカバーするために刺激のある硫酸系洗浄剤を配合したり、数種類のアミノ酸系洗浄剤を大量に配合したりしているものも実際には多いのです。
また、アミノ酸系洗浄剤は肌や髪に残りやすい性質があることから、使用後に痒みを訴えたりアレルギー反応を起こす方も少なくありません。

安心安全なお酢系洗浄剤、バーデンス!

上記の界面活性剤の危険性に着目し、肌にも髪にも極めて低刺激なお酢系洗浄剤「ラウレス-3酢酸アミノ酸(*1)」が誕生。
2012年に「低刺激性液体洗浄組成物」として特許を取得しました。 特許番号5057337号

・石鹸よりも肌への刺激が少ない低刺激性洗浄剤で、髪や肌に負担を与えない
・排水への生分解性テストでは硫酸系/アミノ酸系は14日間、対するBadensのシャンプーは72時間で分解
・泡立ちの良さでは硫酸系と同等の起泡性
・硬水軟水でも洗浄後の「きしみ感」を与えない洗浄剤

これらの事実を実証しているBadensスキャルプシャンプーとBadensボディシャンプーは、乾燥肌や肌荒れにお悩みの方でも安心し使用できるシャンプーです♪

食器用洗浄剤の成分で気を付けること

毎年秋〜冬になると手が乾燥したり、手荒れが酷くなる時期ですね。
ハンドクリームを使用する方も多いと思います。家事をされる主婦の方にとっては手の乾燥は毎年恒例かと思います。

冬場の手の乾燥や手荒れの主な原因は2つあり、1つめは「お湯」で食器や手洗いを行うこと、そしてもう1つは食器用洗剤やハンドソープにも含まれている「硫酸系洗浄剤」です。

水が冷たくなる時期は、食器洗いや手洗いは「お湯」が主流になりますが、お湯の洗浄効果は高く、実際に水温が48℃だと常温に比べ約2倍の洗浄効果があります。それは、食器だけでなく手の油分も2倍の洗浄力で失われているということです。

その2倍の洗浄力であるお湯に加えて、市販に販売されている食器用洗剤の多くが、「硫酸系界面活性剤」が含まれています。
「お湯洗浄」+「硫酸系界面活性剤」での洗浄により、冬場素手での食器洗いは、手の角質層を破壊しセラミドを一気に流してしまい、手の乾燥と手荒れに直結してしまうのです。もしも硫酸系の食器用洗剤をお使いの場合は、必ず「キッチン用手袋」を着用いただくことをおススメいたします。

クレンジングの成分で気を付けること

実は、スキンケアの中で最も皮膚刺激が強いのはクレンジング剤なのです。

化粧下地に日焼け止め、ファンデーションにパウダー、マスカラ、アイブロウに口紅に…と、様々な成分(主に油性) のメイクアップがお肌に着いているので、これらのメイクをちゃんと洗い落とすということは、クレンジングはとても大役を担っているのです。

洗浄力の高さが大切なクレンジング剤の成分こそ、一番気を付ける必要があり、「台所用洗剤」や「換気扇レンジフード洗浄剤」と同じレベルの強い刺激の界面活性剤が使われているクレンジングも市販されているのです。
換気扇レンジフードと言えば、家庭の中でも頑固な油汚れを落とすのが一番大変なところですから、それと同じレベルの洗浄力のクレンジングを使うなんて…. とてもこわいですね。

一般的にクレンジングは大きく、水系かオイル系で、形状はミルク/クリーム/ジェル/シート拭き取り/バームなどがあります。

水系クレンジング

水系クレンジングは、裏面の成分表示に「水」が一番最初に表示されているものです。
水がベースの中に、親水基(水に対する親和性の強いもの)と親油基(油との親和性が高く水に対する溶解性のないもの)のバランスが取れている、非常に強い界面活性剤を使用しています。
この水系クレンジングは、食器用洗剤や換気扇クリーナーと同じように汚れを引き剥がすメカニズムのため、皮膚に負担がかかってきます。

一般的にはジェルタイプやシート拭き取りタイプのクレンジングがこの水系クレンジングに当てはまることが多く、お肌に負担のかかるクレンジングを使用し続けることによって、角質層が傷付き、乾燥肌や肌荒れを引き起こし、肌のバリア機能を極端に低下させる危険性があります。

オイル系クレンジング

オイル系クレンジングは、裏面の成分表示に「オイル名」が一番最初に表示されています。
オイル系クレンジングは、親油基が親水基より非常に大きい界面活性剤を使用し汚れを落としています。これによりオイル系は簡単にメイクオフができますが、逆にお肌に過剰な油分が残り、ニキビや吹き出物の原因にもなり、また、汚れと分散した油が一緒に毛穴に浸透して、肌のくすみにも繋がってくるのです。

クレンジングは形状に関係なく、それ自体が洗浄成分(界面活性剤)からできているために、肌に乗せるだけで汚れと馴染むように設計されています。
ですのでメイク+汚れが混じった油を、グルグルと肌の上で馴染ませてしまうことは、汚れが肌に浸透して刺激にもなり、一方で、綺麗に汚れを落とせなければ油が残留しこれも皮膚刺激になってしまうのです。

乾燥肌、肌荒れにお悩みで「保湿」を頑張っている方でも、刺激の強いクレンジングを使っていてはせっかくの保湿効果を実感することもできなくなってしまいます。

水の力を借りて汚れを包み込んで浮き上がらせる「液晶クレンジング」

液晶クレンジングは、親水基が親油基より非常に大きな界面活性剤を使用し、汚れに付着して浮き上がらせるように取り去る設計です。界面活性剤自体の界面活性力が弱いため、24時間洗い流さなくても皮膚刺激にはなりません。

液晶クレンジングは肌に負担をかけずに汚れを毛穴に詰まらせることもなく、メイクを素早く包み込んで落とす事が出来るため、角質層のセラミドを落とすこともなく、バリア機能を維持したまま汚れを吸着して洗い流すことが出来るのです。

最後に

私たちが日々使用している日用品には、このように沢山の乾燥肌や肌荒れをを引き起こす原因が潜んでる事がお分かりいただけたかと思います。

是非一度、シャンプー、ボディシャンプー、食器用洗剤、クレンジングなどの日々お使いの日用品やスキンケア用品の裏面の成分表示を確認されてみてください。

乾燥肌や肌荒れの対策は「保湿」の前に「洗浄剤の見直し」です!
自分の健康のためにきちんとした洗浄剤を選びましょう!