リンパマッサージサロンの『お肌に刺激を与えないスキンケアの基本』のポイント！

　ファンデーションや口紅などに代表される【粧う】製品は”化粧品”という文字からもわかるように、肌を美しくする（魅せる）という考えが原点にあります。
　女性にとってのメイクは気持ちを切り替えたり、特別な日にいつもと違うメイクでより華やかな自分を演出したりするもの。
また、最近では高齢者にメイク指導をすると、メイクを体験された高齢者は若々しい気持ちになり脳波も活性化されたといった報告もされています。
　そんな気分を大きく変えてくれる【粧う】化粧品ですが、気をつけなければいけないポイントがあります。
それは発がん性物質でもあるアスベストが配合されているものがあるということです。
　アスベストといえば断熱材などとして古い建物などに使われていた建材を思い浮かべますが、実は市場で販売されている多くのファンデーション原料として使用されている「タルク」の中にも微量に含まれています。
　それはタルクの構造がアスベストと酷似していること、また化粧品に使われているタルクは採掘された天然の鉱石を原料としているため、避けることができない問題ともいえます。
それなのにもかかわらず、価格・使用感の良さからタルクはファンデーションの主原料として今でも多く使われているのです。
この安全面を軽視した結果、ベビーパウダー（成分の大半がタルク）を安全性が高いと思い込んで、知らずに使用し続けた方などで中皮腫と呼ばれるガンになった例もあります。タルクに微量に混入しているアスベストの危険性は決して他人事ではないのです。